薬毒同源

薬食同源の前に。

なにが効くとか効かないとか、とくにネット上の健康にまつわる話には、素人が読んでも違うなぁと思うものが多い。

それって吸収されるのか? それって作用するのか? そもそも目的は?


身体が資本。作用機序を知らないと危険と思う。

生化学や薬理学が分からなくてもいいけれど、

様々な現象には、媒体である場(基質)と媒介(触媒)がある。

すべての物質は媒体であるといってもいい。

触れただけ、混ざっただけで反応する物質もあるけれど、

生体は、受容体や酵素による特異選択性がないと、身体は身体として保持できない。


キンポウゲ科トリカブト成分アコニチンのLD50値(ラットの半数致死量。ヒトでは不明)は120。この根が漢方の生薬の原料となっていたりする。

似た作用をするものにジキタリス。死ぬかもしれないけど強心剤。

極端な例だけれど、要するに生理活性作用の強いものが、毒だったり薬だったりになっている。

最強の生命体は、やはり微生物か。

知られている、自然毒のトップ3が微生物由来の毒。

食中毒菌であるボツリヌス菌の産生毒、その最小致死濃度は0.0003μg/kgだという。μgは1000分の1グラム。ここまで強いと薬にはならない。

昔に毒性の強い植物などが薬として使用されていたのは、今のように成分を単離して使用しないので、作用が弱かったり、他の成分で中和されるから。

なので民間薬がほんとにいいかは分からない。

面白いことに、薬草は呪詛にも用いられていた。

たとえば諏訪薬というものがあった。(☆)

古代から神社・豪族は、医薬を大切にし、一族の秘薬として保持し、良民に分け与え一族の発展を図ってきた。諏訪薬は守矢家の秘薬であり、口伝により伝えられてきたという。

守矢家の一子相伝の記述の中に神長家の秘伝の資料があり、その中の呪詛について、込められた呪いを倍加するために用いたも物のひとつに諏訪薬があり、ゲンノショウコの暗喩は「国父の杜を憎む」と書かれている。

(☆)『民間薬を知る ふるさと薬草ものがたり』参照

理学博士である矢澤久豊さんが10年ほどかかって、地元伊那高遠周辺の人に聞いたり資料を集めたりして自費出版された。民間薬の根拠など分かりとても参考になる。


自然界は安定(低エネルギー)へ向かう。

生命は、エネルギーを活性しながらいのちを維持する。

安定と活性の大きな対流。

微生物は仲介的な存在。

身体は寿命の短い小宇宙。大宇宙のなかで、点滅する光。

大宇宙に内在している信号に古いも新しいもなく、はじめからあるのであって、ただ我々がオンオフを選択している。

体内のDNAのオンオフや受容体、酵素の働きが、必要に応じて選択的に働くように。

その秩序はまさに神業。ただいのちの躍動が、エネルギーの循環として現れている。


ここまできて、そういえば 

お盆ってなんですか

おかげさま

これでよかった

いのちの源へ

合掌

桑の葉。ひとつでいいところが分岐。しようとしたものの、分岐しきれなくって、致し方なく?こうなった。

曼荼羅 ∞ みたまのちからをひらく

http://mandala-life.net 草花樹を味方に、創造的な暮らし。所属しないから多様な自分の時価で、気まぐれ接続。人物像をも固定されない。解放される自由ってサイコー。

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