薬毒同源2018.08.13 02:35薬食同源の前に。なにが効くとか効かないとか、とくにネット上の健康にまつわる話には、素人が読んでも違うなぁと思うものが多い。それって吸収されるのか? それって作用するのか? そもそも目的は?身体が資本。作用機序を知らないと危険と思う。生化学や薬理学が分からなくてもいいけれど、様々な...
木綿と葛の織り2018.07.25 00:04おおあさに似た葛の繊維。葛は不均一で、強度が弱い。ほぐして細かい繊維を撚るということもできない(ほぐれない)。繊維としてはおおあさのほうが有益。うまく表皮がはがれてなかったり、よく見るときれいじゃない。細く裂き、裂いてる間に切れてしまったり太さがまちまち。葉が出る節のところで切れ...
自然美に勝るものなし 葛とバイオテクノロジー2018.07.13 02:05あるとき、お蚕の遺伝子組み換えをして、蛍光する糸を生産したというニュースに、違和感を感じた。遺伝子組み換えをしてまで、蛍光する絹糸で作られた服を高級とする価値観が、じつにナンセンスだと思ったのだ。ごく一部の人以外に、なんのメリットもないどころか、美的感覚が乱れていないか。私だって...
エディブルフラワー メマツヨイグサ2018.07.12 10:097月に入り急成長してきたメマツヨイグサ。黄色い花は夜間に開いてお月見をしていますが、昼でも目立つ。花の大きなオオマツヨイグサはあまり見かけません。受粉の虫媒介な都合で頭柱と花粉にぬめりがあります。総苞は薄い緑ですが苦味はないので、根元を摘みます。
フリーエネルギーという仮説の意義2018.06.16 00:56物質、人も、エネルギーの媒体。人の知識は物質、智慧はエネルギー。だから智慧がなくては動かない。飯島秀行さんがそのようなことを書いていました。飯島さんとフリーエネルギーがセットで出てくるのだけど、モノはあくまで伝達ツールで、モノのよしあしの批評で、当人が真に証明したかったことは何か...
テクノロジーではなく 暮らしが欲しい2018.04.25 06:56豊かさって、例えば 彩り、多様性 季節感、自然の美 ぬくもり、人の心 感動、発見 達成感、生きがいのある暮らし。これはテクノロジーで実現できるのか?欲しいものはローテク、アナログ そして今という時間、いのちある限り。扇子といえば和紙と思い、山梨県南巨摩郡、身延の手前、なかとみ和紙...
シナノタンポポでハッピーブレッド2018.04.11 04:21たんぽぽの花は蜜が多く、アリやハチが黄色の花粉をくっつけながら蜜をお腹に溜めてます(巣に返って蜜を吐き出す、をひたすら繰り返すんです!)。にんげんさまも失礼して、花を摘む摘む。さっと茹でたものは甘い。苦味はガクの部分ですね。花が咲いているのは7~10日とされています。雨の日には開...
体内の水を変えてみる2018.03.31 01:51飲用に、小黒川キャンプ場の湧水を10日に一度くらい汲みにいくようにしました。いま小黒川沿いにはヤブカンゾウが多発中。春の野草としては、アクがなくてたくさん食べられる。食品より大気や水のほうが、圧倒的に体内に入る量が多いんですよ! 食品にも水分が含まれていますが、ビタミンや薬効成分...
森はすべてを知っている2018.02.18 05:09京都へ竹を知る用のついでに鞍馬へ。森は感性を試す最適の場。いわゆるパワースポットではありません。鞍馬山の説明には極相林(陰樹が中心)となっていますが、歩道周辺はかなり間伐され陽光が入っているため、植生も変わってきているかもしれません。老木と幼木が混在し、年代の多層性が見られました...
三種の神智~自由、無所有、静寂~2018.01.29 23:50仕事をやめて半年、このスタイルです。 精神的自由、無所有思考、積極的静寂そぎ落として、そぎ落して、そぎ落していきます。物質的に貧しければ貧しいほど、やりやすいことです。必要のないことはせず、必要のないところへ行かず、先のことは考えず、必要のない雑音情報をカットする。徹底的に解放...
精神のホメオスタシスを設定する2018.01.29 05:50ホメオスタシスは恒常性とかいわれますが、その仕組みは環境と体のフィードバックシステムで、熱ければ汗をかいて温度を下げるというのがわかりやすいですが、精神にもホメオスタシスが働きます。精神はコンフォートゾーン、心地よい場や目指すところを保とうとし、そこから外れるとストレスや脱力を感...
プラスチックから竹素材へ。哀しいモノは要らないから2018.01.09 11:29モノづくりはとても楽しいながら、根気がいる、時間もかかる、ケガをすることもあります。安価なモノは、何かを犠牲にして作られているということがよくあります。そうした哀しみが刻まれたようなモノを使うことは心地よくありません。自然の恵みを必要なときに必要なだけいただき、売るためではなく使...